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石垣島地価上昇の背景


石垣島では十数年前から土地買収に建設ラッシュ状態がはじまりミニバブルの様相を呈している。

沖縄本島では不況の煽りを受け建設業に従事している人は軒並み石垣島に仕事を求め、多くの作業員がやってくるのだ。

この石垣島バブルは何故起こったのかといえば、まっ先に考えられるのが団塊の世代の移住者が大変多く、今までのような貧乏移住者から蓄えのある移住者に シフトしたからだろう。

それまでの移住者は不動産を購入するなど夢のような低所得者ばかりで石垣には何の恩恵も与えなかったが、金銭的余裕のある団塊の世代が引退をして大挙して 来たのだ。

これが石垣島バブルの始まりなのだが、この裏にもさまざまなドラマがある。

石垣では海の近くに家を建てないという認識があるのだが、それは明和の大津波によるものが大きい。

東日本大震災の時と同様、もしくはそれ以上の大津波を体験した島民はあまり海の近くに家を立てたがらないという歴史が島民には根強い。

しかし、移住してくる人たちはオーシャンビューとでも言うのか目の前が海であるという土地に価値を見出し、その立地が馬鹿売れしたのだ。

島民には価値がなく、移住者には価値が有るという事でかなり安い金額で島民の地主は買い叩かれ、数十倍で転売したという話をよく聞いた。

売主の恨み節をよく聞いたものだが、先見の明がなかったのが悪いのだからしかたがないところだろう。

してやったりと舌をだしているのは、内地資本に吸収された不動産業者だけだ。

このような企業に食い物にされている石垣島は目先の金に躍らされること無く自立する道を模索したほうが良いと言えないだろうか?

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